Webライターを始めたいけど、必要なものってなんだろう?便利なツールがあれば知りたい!
こんな疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- Webライターに最低限必要なもの5つ
- あったら便利なもの16つ
✔本記事の信憑性

Webライター初心者であれば「何が必要か」気になるところですよね。
またライター歴が長い方でも、便利なツールがあれば知りたい!そう思うのではないでしょうか。
今回はWebライターの私が、最低限必要なもの5つと、あると便利なもの16つをご紹介します。
本記事を読むことで、効率的に仕事を進められます。ぜひ最後までご覧ください!
すでにライターの方は次の次の見出しまで飛ぶことをおすすめします。
Webライターに最低限必要なもの5つ

Webライターに最低限必要なものは、次の5つです。
- PC
- WiFi
- GoogleかMicrosoftのアカウント
- クラウドソーシングのアカウント
- コピペチェックツール
「案件を受注する上で必要不可欠なもの」との基準で選びました。
PC
PCはWebライティングをする上で欠かせないものです。PCがあることで、2つのメリットがあります。
- 執筆スピードが速くなる
- リサーチがしやすくなる
2つのメリットは、スマートフォンですべて完結する場合との比較です。
「スマホでできないかな」と思っている方がいれば、PCの購入を強くおすすめします!
WiFi
WiFiも必要性の高いアイテムです。ネット環境があれば、家でも外でも作業できます。
ポケットWiFiの契約を考えている方も中にはいるのではないでしょうか。
私は月3,000円程度でUQ WiMAXのポケットWiFiを契約しています。
- カフェや図書館で仕事をしたい方
- 格安SIMでギガ数が心配な方
以上にあてはまる方は、契約期間に注意して探してみるのもアリだと思います。
Google・Microsoftのアカウント
Googleアカウントを作ればGoogle Document、MicrosoftアカウントではWordが使えます。
納品方法はおもに4つです。
- Google Document
- Word
- WordPressに直接入稿
- 専用のエディターに入稿
GoogleとMicrosoftのアカウントがあれば、スマートフォンからも執筆できます。
湯船につかりながらやベッドで寝ころんだほうがアイディアが思い浮かぶ方は、今のうちに作成しましょう!
クラウドソーシングのアカウント
クラウドソーシングのアカウントがあれば、初心者でも簡単に受注できます。
CrowdWorksやLancersは発注者とのやり取りや記事納品、報酬の支払いなどを完結できるサービスです。
※なお具体的なクラウドソーシングの使い方は、以下の記事をご覧ください。
https://writerlife-natsumi.com/crowdworks-writer-2/コピペチェックツール
コピペチェックツールも記事を納品する上で必要なものです。
Webライティングでは当然ながら、他のサイトの文章をコピーするのは禁止されています。
自分の記事が他とどの程度一致しているかは、ツールを使わないとわかりません。
Copy Content Detectorであれば、4000字までは無料で回数制限なく使えます。ログイン不要なので、取り入れてみましょう。
あったら便利!Webライターに必要なもの16つ

Webライターの活動をする上で便利なアイテムは、次の14つです。
- Google ブックス
- Google Scholar
- リサーチリサーチ
- 調査のチカラ
- e-Stat
- 「KW go.jp」で調べる
- 「KW or.jp」で調べる
- 連想類語辞典
- ライティングの本
- かんたん文字数カウント
- GoogleChromeの蛍光ペン
- 共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK
- モニター
- BoYaTaのPCスタンド
- ブログ
- 仕事用Twitterアカウント
今すぐ取り入れられるものばかりです。ぜひご活用ください!
Google ブックス
Google ブックスでは著作権の切れている本や出版社・著者の許可する本を見られます。情報収集にもってこいのツールです。
たとえば「履歴書 書き方」と検索すると次の検索画面が表示されます。

すべてのページを見られるわけではありません。
ただ得られる情報は確実に増えます。材料探しに活躍してくれますよ!
Google Scholar
Google Scholarは世界中の論文を探せるサービスです。論文を使うことで、説得力のある文章が書けます。
たとえば「離職率 日本」と検索すると約14,000件もの論文が出てきます。

なお英語の論文では翻訳機能を使いましょう。

リサーチリサーチ
リサーチリサーチは「リサーチをリサーチ」しているサービスです。官公庁や多くの企業が公表した調査の概要や結果がわかります。
カテゴリも数多くあります。
- 働き方
- 外食
- テレビ
- コミュニケーション
- 旅行 など
幅広くライフスタイル関係の記事に携わるときには、ぜひチェックしましょう!
調査のチカラ
調査のチカラもリサーチリサーチと似たサービスです。
カテゴリは以下の12つとなります。
- 社会/政治
- ライフスタイル
- 大型消費/投資
- モバイル
- デジタル家電
- エンタテイメント
- ビジネス
- セキュリティ/ネットワーク
- 企業情報システム
- 製造業/エレクトロニクス
- キャリアとスキル
- マーケティング
「この情報がほしかった」と痒い所に手が届くようなツールです。
ただし次のe-Statと異なり、調査はその一時のものもあります。
「2015年と2020年を比較すると」などと具体的に記載できないこともあるので、注意しましょう。
e-Stat
e-Statは日本の統計を閲覧できるサイトです。厚生労働省や経済産業省など国の機関が、定期的に出している統計です。
長期的に比較した記事を書きたい場合に適しています。
カテゴリは以下の17つです。
- 国土・気象
- 人口・世帯
- 労働・賃金
- 農林水産業
- 鉱山業
- 商業・サービス業
- 企業・家計・経済
- 住宅・土地・建設
- エネルギー・水
- 運輸・観光
- 情報通信・科学技術
- 教育・文化・スポーツ・生活
- 行財政
- 司法・安全・環境
- 社会保障・衛生
- 国際
- その他
たとえば節約や保険の記事であれば、次のような調査を活用できます。
- 給与実態調査
- 家計調査 など
e-Statのメリットは長期間の調査を見られることです。家計調査は2002年度からあります。
「KW go.jp」と調べる
「KW go.jp」と調べることで、政府や独立行政法人などの情報をキャッチできます。goはgovernment(政府)の略です。
「家計調査 go.jp」と検索することで、上記のe-Statに簡単に飛べます。

e-Statを開くのが面倒な方は、一度試してみてください!
「KW or.jp」と調べる
「KW or.jp」と調べる方法もあります。or.jpのorはorganization(団体)の略です。
検索したいKWと合わせることで、社団法人、財団法人、医療法人など「○○法人」や組合などのサイトに飛べます。
たとえば「生活習慣病 or.jp」と検索すると以下の画面が出てきます。

全国健康保険協会や日本医師会のサイトも表示されます。
より確実な情報をキャッチしたい方は、ぜひ取り入れてみましょう!
連想類語辞典
連想類語辞典を使うことで、同じ言葉の繰り返しを防げます。日頃から使えば、ライティングの良い練習にもなります。
たとえば次の文章があると仮定しましょう。
Aのヘアオイルはくせ毛の方に、メリットの多いアイテムです。~~ メリットはアルガンオイルが80%使用されていること。
上記の例を参考に「メリット」を連想類語辞典で調べてみましょう。
- 特長
- 強み
- 利点 など
類語がたくさん出てきます。

上記の中で使えそうなものをピックアップします。
- Aのヘアオイルはくせ毛の方に、メリットの多いアイテムです。~~ メリットはアルガンオイルが80%使用されていること。
↓
- Aのヘアオイルはくせ毛の方に、メリットの多いアイテムです。~~ 特長はアルガンオイルが80%使用されていること。
語彙力に困っている方は、日常的に取り入れることをおすすめします!
ライティングの本
お気に入りのライティング本も探してみましょう。
「知識をインプット→執筆でアウトプット」ができるので、ライティングスキルが上がります。
おすすめの本2選|ライティングスキル&構成作成力アップ
私のおすすめは次の2つです。
- 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
- 新しい文章力の教室
「文章力のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

- 接続詞の使い方
- 推敲のしかた
- 修飾語の改善 など
重要な点をランキング形式で40個紹介してあります。
辞書感覚で使えるので、手元にあると便利ですよ。
新しい文章力の教室

構成・文章の作り方~ライティングスキルまで学べるのが、ナタリー式トレーニング。
リサーチした材料を適切に「取捨選択」することの大切さを学べます。
『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』では紹介されていないテクニックもあります。
Google Chromeのかんたん文字数カウント
かんたん文字数カウントを使うことで、記事の一部の文字数がすぐに把握できます。

使い方は次のとおりです。
- 文章を選択し右クリックする
- 「選択したテキストの文字数をカウント」を選ぶ
タイトルやリード文の文字数が3秒程度でわかるので、追加して損はありません。
GoogleChromeの蛍光ペン
GoogleChromeの蛍光ペン「Web Highlighter」は、Web上でリサーチした箇所に色づけしたいときにもってこいの機能です。

若干使い勝手が悪いですが、リサーチ中に「ここは覚えておきたい」部分をマークできるので、便利です。
(他にも蛍光ペンの機能はあるので、他と比較検討してみてください!)
共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK
記者ハンを使っている方には、JUST SYSTEMで出している「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK」をおすすめします。

使用中の写真
料金は以下のとおり(私が購入した当時)。
- ATOK Passport [プレミアム] 月550円
- 共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK 5,280円
購入する際には、いま一度料金を確認してみてください。
モニター
作業効率アップに一役買うのが、モニターです。
画面数が増えるため、PC本体は執筆用・モニターはリサーチ用などと分けて使用できます。
(モニターに関しては疎いため、他の方のブログを参考にしてみてください。)
BoYaTaのPCスタンド
BoYaTaのPCスタンドを使うことで、肩こりや首こりが軽減されます。
「もっと早く出会いたかった」が率直な感想です。
気になる方はぜひ購入してみてください。
ブログ
時間に余裕のある方はブログの運営にもチャレンジしてみましょう。
ブログがあることで、次のメリットがあります。
- 「文章を問題なく書ける」ことのアピールになる
- ブログジャンルの記事を受注できる
- WordPress入稿のスキルが身につく
ブログの作り方のおすすめ記事は、hitodeblogの「ブログの始め方をプロが完全解説!|初心者でも収入を得られるブログを作ろう!」がおすすめです。
仕事用のTwitterを作ることで、受注方法が広がります。
Twitterで「#ライター募集」と検索すると、多くの企業・個人のツイートが見つかります。
私自身Twitterで、直接契約の継続案件をいただいたことがあるので、ぜひアカウントを作成してみましょう。
仕事用のInstagramも作っていた時期がありました。ただツイート主(企業・個人)の「人となり」がわかるのはTwitterだと思います。
Instagramで「#ライター募集」と検索すると、1000件以上と出てくるだけです(2021年5月8日現在)。
選択肢を増やすためにアカウントを作るのも良いと思います。
ただプライベート用アカウントから検索する方法でも十分使いこなせるとも感じます。
まとめ|必要なものがそろったら仕事をはじめよう

Webライターに最低限必要なものは次の5つです。
- PC
- WiFi
- GoogleかMicrosoftのアカウント
- クラウドソーシングのアカウント
- コピペチェックツール
あると便利なものは次の15つ。
- Google ブックス
- Google スコラ―
- 調査のチカラ
- リサリサ
- e-Stat
- 「KW go.jp」で調べる
- 「KW or.jp」で調べる
- 連想類語辞典
- ライティングの本
- かんたん文字数カウント
- GoogleChromeの蛍光ペン
- 共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK
- BoYaTaのPCスタンド
- ブログ
- 仕事用Twitterアカウント
上記を駆使することで効率よく働けます。
なおリサーチ方法にかんして多くご紹介しましたが、リサーチ手段をたくさん把握することは大切です。ぜひブックマークしてみてくださいね。
この記事があなたのお役に立てれば何よりです。