クラウドワークスでライティングをしたいけど、初心者の私はまず何からすればいいの?どんなジャンルがあるかも分からないし……仕事内容も知りたいな!
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容
- クラウドワークスでの登録から納品までの流れ
- テストライティング・案件の流れ
- プロフィール・自己PRの書き方
- ライティングのジャンル・単価
- 怪しいクライアントの見抜き方
- 仕事をする際の注意点
✔本記事の信憑性

初心者の方がクラウドワークスでライティングをするのは、不安でいっぱいでしょう。私は2019年からクラウドワークスを利用していますが、振り返ってみるとそう感じていました。
この記事では、昔の自分に届ける気持ちで解説します。
クラウドワークスの登録方法から発注者とのやり取りや、テストライティングの流れなど、内容盛りだくさんでお届けします。
ぜひお役立てください!
分からないから抜け出す!クラウドワークスのライティング登録~契約まで

クラウドワークスでは、次の手順で本契約まで進めます。
- 仮登録
- 本登録|必要事項を記入
- プロフィールを充実させる
- 応募する
- テストライティングを受ける
- 評価をする
- 本契約を結ぶ
画像アリで、わかりやすくお届けします!
仮登録する
まずはクラウドワークスに仮登録しましょう。
登録方法は、以下の4つ↓。2分あればできます。
- メールアドレス
- フェイスブック
- Yahoo!JAPAN ID
- グーグル
(以降、メールアドレスでの登録を前提にお話します。)

例)の部分にメールアドレスを入れてオレンジのボタンをクリック。

その後すぐに「crowdworks.jp」からメールが届くので、URLに飛びましょう。
本登録する|必要事項を入力
URLを開いたら、必要事項を入力して登録を完了させます。
- パスワード
- 主な利用方法(受注するor依頼する)→受注するに✓
- 個人or法人→フリーランスの方は個人に✓
- 氏名
- 海外に居住しているか
- 郵便番号
- 都道府県(公開or非公開は選べます)
7つの情報を入力して確認ボタンを押せば、本登録完了です。
プロフィールを充実させる|超重要◎
次にプロフィールを充実させましょう。
プロフィールを丁寧に記載することで、発注者が「あなたに依頼するべきか否か」の判断材料となります。

(引用:在宅ワークに関する調査データ データでわかる発注の状況「発注者編」|HOME WORKS WEB)
厚生労働省の委託事業の調査によると、在宅ワーカーを選考で重視している点は、以下のとおりです。
- 応募案件にかんする経験の有無
- 責任感はあるか
- 仕事に意欲的か など
これらをプロフィールに入れることで、クライアントにアピールできます。
※自己PRの書き方などは、以下の記事でご紹介しています↓あわせてご覧ください。
https://writerlife-natsumi.com/crowdworks-writer-4/ライティングの仕事を探す

次にライティングの仕事を探します。

登録後は↑このような画面が出てくるので、仕事カテゴリの「ライティング・記事作成」をクリック。

そうすると様々な案件をみつけられます。ただ2,000件以上あるので……絞り込みましょう!
ただし絞り込みすぎもよくありません。お宝案件(のようなもの)を見逃してしまうこともあります。
(高単価ではないけど、募集要項を読んだら私に合ってそう……!という案件です)
「依頼形式や特記事項など」で絞り込む
依頼形式や特記事項などで、案件を絞ります。

このような画面が出てくるので、探したいものに✓を入れてみましょう。
ちなみに私が毎回チェックしているのは、「プロジェクト(固定報酬制)」です。
(依頼形式についてはこちらをご覧ください。)
プロジェクト(固定報酬制)とは、成果物に対して報酬が支払われるしくみのことです。
【具体例】
(発注者)5,000円で記事を書いてください
↓
(ライター)受注する
↓
(ライター)納品する
↓
(発注者)報酬を支払う
くわえて時々チェックするのが「認定クライアント」。
良いクライアントもたくさんいますが、悪質な方がいるのも現状です。評価の高い案件をピンポイントで探したい方は、✓を入れてみましょう。
ただし、認定クライアントは少ないのが現状です。
「ライティング・記事作成」案件2,822件のうち認定クライアントは217件のみです(2022年3月18日現在)。
認定クライアントのみに絞らず、幅広く検索することで、見つかりやすくなります。
「こだわり」で絞ってみる
次に「こだわり」条件使ってみましょう。
私がTwitterでライターさんと交流している限り、多くの方が「文字単価」を設定して検索しています。

文字単価は、↓のように検索できます。
- 指定しない~2円までは0.5円刻み
- その後、2・3・5・8・10円となる
「こだわり」部分は、画面上部にある「検索画面」でも探せます。
「恋愛」などと入力すれば、自分にあった案件を見つけられますよ!
応募する|受け取り金額とメッセージのみ入力で◎
気になる仕事が見つかったら応募しましょう!
応募では2つを入力すればOKです。
入力箇所 | 注意点 |
契約金額orワーカー受け取り金額 | 募集要項に記載のとおりに入力しましょう。 ただし金額が書いていない場合もあるため、そのときには「募集条件」の「記事単価」を契約金額として入力してみてください。 金額が間違っていれば、先方から「条件変更リクエスト」が来るため、問題ありません! |
メッセージ | 発注者からの質問があれば、それに従って書く。 |

※なお具体的なメッセージ文のテンプレートは以下の記事をご覧ください※
2021年4月から連日Google検索1~2位の記事で、多くの方に読んでいただいています↓

最後に「応募する」をクリックし応募完了です!
テストライティングを受ける|発注者とのやり取りスタート
選考に通過したらテストライティングを受けましょう。発注者とのやり取りスタートです!
選考に落ちた場合、多くの発注者は返信してくれません。
募集要項に「不採用の際には返信いたしません」と丁寧に書いている方もいるので、合わせて見てみてください。
流れは次のとおりです。
- 契約の同意
- 契約締結
- 仮払い
- 業務開始
- 納品
- 検収・報酬支払い
- 評価の登録
↑の流れは、本契約でも同じ順番をたどります。メールやアプリから通知がくるため、素早い対応を心がけましょう。
テストライティングのない案件もあります。
ただ実績の少ない方だと、スキルをみてからの判断されることも。テストライティングはあるものとして、応募したほうが無難です。
なおテストライティングには、大きく分けて2種類あります。
- 本採用時と同じように記事を執筆する
- テストライティング用のやり方で記事を執筆する
ここからは「本採用時と同じように記事を執筆するタイプ」のテストライティングの流れを解説します。
テストライティングの流れ①マニュアルを熟読する
発注者から送られてきたマニュアルをよく読んで理解しましょう。
熟読することで、基本的なミスを防げます。マニュアルとは、以下のことが記載されているもの。
- 文字の装飾のルール
- 語尾についてのルール
- 執筆の手順 など
私の経験上、マニュアルをすぐに自分のライティングに落とし込むのは困難です。
そこで記事を執筆する中で、分からない点はその都度聞いていきましょう。
テストライティングの流れ②記事を執筆する【質問はその都度】
マニュアルを熟読したら、記事を執筆します。
先ほども述べたように、最初からマニュアル通りに記事を執筆できるわけではありません。
執筆していく中で疑問点もチラホラ出てくることも。
完成度の高い記事を納品するためにも、疑問点はその都度解消しましょう。
テストライティングの流れ③完成したら報告する(納品)
執筆したら完成した旨を報告。
「一緒にクラウドワークス上で納品もしてください」と言われることもあります。
テストライティングの流れ④修正依頼があったら修正・提出する
修正依頼が来ることもあります。
その際は修正箇所をしっかり確認して、漏れのないようにしましょう。
評価をする|次の契約につなげるために怠らない
納品後は評価を登録します。評価は全会員が見られるものです。5つの項目に5段階評価をつけます。
- スキル
- クオリティ
- スケジュール
- コミュニケーション
- パートナーシップ
くわえて任意でコメントも記載できます。
【コメント例】
この度はスムーズなお取り引きありがとうございました。マニュアルがわかりやすく、大変勉強になりました。
またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。
次の契約につなげるためにも、コメントを書くことをおすすめします。
本契約を結ぶ
テストライティングに合格すれば、本契約となります。本契約も↓の流れです。
- 契約の同意
- 契約締結
- 仮払い
- 業務開始
- 納品
- 検収・報酬支払い
- 評価の登録
また業務開始→納品の間の流れは、テストライティングとほぼ同じです。
本契約での注意点①NDAの締結を求められることもある
「NDA(秘密保持契約)」の締結を求められることもあります。
NDA(秘密保持契約)とは、「案件についての情報を他人に漏らさないでください」というもの。
テストライティングの時点で、求められることもあります。覚えておきましょう。
本契約での注意点②2記事以上ずつの納品もあり得る
案件によっては、「2記事以上ずつの納品」もあります。
1記事ごとに納品=報酬が支払われるのがすべてではありません。
クラウドワークスのライティングのジャンルとは?

クラウドワークスのライティングには、美容からゲームまで多くのジャンルがあります。
具体的には以下のとおり↓
- 美容コスメ・ファッション
- 健康・病気
- エンタメ
- グルメ・料理
- 動物・ペット
- 住まい・生活
- スポーツ
- ビジネス
- ゲーム
- その他
たとえば美容コスメ・ファッション、住まい・生活では、次のような案件があります。
- 美容コスメ・ファッション→30代女性向け、ヘアケア、ダイエット、脱毛など
- 住まい・生活→クリーニング、七五三、住宅リフォームなど
書きたいジャンルが思い浮かばなければ、「苦手」に焦点を当てて探してみましょう。
苦手なジャンルは、リサーチが相当億劫になるものです。
クラウドワークスのライティング単価はどれくらい?

単価を知ることで、「今月は5万円まであと2記事だな」とモチベーションに繋がります。
1文字1円以下が多い
クラウドワークスのライティングでは、1文字=1円以下の案件が多くあります。
クラウドワークスは、個人からの発注が多い媒体。indeedやWantedlyなどと比べると、低くなります。
2022年3月18日現在、プロジェクト(固定報酬制)全2,344件の文字単価別の内訳は↓のとおり。
- ~1円……1,065件
- 1円~1.5円……436件
- 1.5円~2円……157件
- 2円~10円……180件
1文字1円だと月収はいくらか|1記事5000字の場合
次の条件だと、月収はいくらでしょうか?
- 1記事5000字
- 1文字1円
- 週3記事納品
「5,000字×1円×3記事×4回=60,000円」
実際には消費税10%と手数料20%(契約金額が10万円以下の部分)が含まれます。
60,000円×10%=66,000円(契約金額(税込))
66,000円×20%(利用料(税抜)=13,200円(利用料(税抜))
13,200円(利用料(税抜))× 10%=1,320円(消費税)
66,000円-14,520円=45,480円=ライターが受け取れる金額
(ここから銀行振り込み手数料あり)
収入アップをしたければ直接契約も考える|今後のはなし
収入アップをしたければ直接契約も検討してみましょう。
直接契約は、クラウドソーシングサイト経由でお仕事をもらうのではなく企業と直接契約を結ぶ方法。
私もWantedlyやTwitter経由で、受注した経験があります。
※参考までに以下の記事も載せておきます。1分で読めます※
https://writerlife-natsumi.com/writer-6/クラウドワークスで避けた方が良いクライアント・案件|怪しい3タイプ

クラウドワークスには、悪質な案件が存在します。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください※
https://writerlife-natsumi.com/crowdworks-beginner-2/クラウドワークスで仕事をする際の注意点2つ

クラウドワークスでお仕事を受注する際には、次の2つに気をつけましょう。
- 募集要項と実務との違い
- 不明点はすぐに解消すること
①募集要項と実務での違い
募集要項に記載されていることと、実際のマニュアルなどが違うこともあります。
- 単価
- 文字数
- 月に納品できる本数 など
別経由でお仕事を応募、テストライティング後に採用されたときの話です。
募集要項には「文字単価○円」と記載されていましたが、
採用後のマニュアルで文字数と記事単価を見ると、募集要項の文字単価よりも大幅に低い金額だった、との経験があります。
私の場合、業務委託契約を結ぶ前だったので、問いただしお断りできました。
収入に直結することなので、少しでも疑問な点があれば、しっかり質問しましょう。
②不明点はその場で聞き解決する
不明な点はしっかりと解決しながら進めましょう。
マニュアルを読んで理解したつもりでも、実際に仕事をするとわからない点が見えてくるものです。
なお募集要項に「構成から作成するか否か」が記載されていない場合は、予め質問しておきましょう。
採用後の仕事のしやすさ・収入に大きく響きます。
まとめ|不安をなくしてクラウドワークスでライティングを始めよう!

クラウドワークスでライティング案件を受注するには、その特徴に配慮した使い方が求められます。
スムーズに実績を積み上げていくためにも、少しでも不安を解消してクラウドワークスを駆使していきましょう!